iPhone向けの音声読み上げアプリは数十種類あり、大きく違うのは音声の質、料金体系、オフライン対応、開けるファイルの4点です。年額のサブスクで売るアプリもあれば、買い切りのアプリもあり、iOSには無料の読み上げ機能が標準で入っています。ほとんどは無料でダウンロードできますが、無料版の中身はかなり違います。聴ける時間に上限があるもの、音声や速度が限られるもの、広告が出るもの、アプリを開いているあいだしか再生できないものがあります。2026年10月時点のApp Storeの掲載情報、料金ページ、機能一覧を比べ、各アプリの料金と無料版でできることを調べました。SpeakCoveは私たちが開発しているアプリなので、その制限もあわせて載せています。
ひと目でわかる比較
| アプリ | 要点 | 価格 |
|---|---|---|
| 1. SpeakCove | サブスクなしで自分の文書や電子書籍を聴きたい人に。無料のWebリーダーもあります。 | 無料。プレミアムは買い切り$14.99(任意、2026年10月時点) |
| 2. Speechify | スマホとパソコンの両方で聴き、ライブラリをひとつにまとめて同期したい人に。 | 無料プランあり。プレミアムは公式サイトで年額$139または月額$29(2026年10月時点) |
| 3. ElevenReader | とにかく自然なAI音声と、オーディオブックのストアがほしい人に。 | 無料(月10時間)。Ultraは公式サイトと米国App Storeで月額$11または年額$99(2026年10月時点) |
| 4. NaturalReader | 登録なしで始められて、MP3の書き出しやAI学習ツールもほしい人に。 | 無料。米国App Storeのプランは月額$9.99または年額$59.99から(2026年10月時点) |
| 5. Voice Dream | アクセシビリティや教育の用途に。Apple Design Awardの受賞歴もあります。 | 無料トライアル後はサブスク。米国App Storeで年額$79.99(2026年10月時点) |
| 6. Voice Aloud Reader | 多くの言語で、ピッチ、音量、速度を細かく調整したい人に。 | 無料。米国App StoreでProは買い切り$8.99、プレミアム音声は月額$9.99(2026年10月時点) |
| 7. Text to Speech! | 入力したテキストを、オフラインでさまざまなアクセントで読み上げたい人に。 | 広告付きで無料。米国App Storeで$9.99を払うと広告を消せる(2026年10月時点) |
| 8. Appleの「画面の読み上げ」とアクセシビリティリーダー | 何もインストールせず、どんな画面も無料で読み上げたい人に。 | 無料、iOSに標準搭載(2026年10月時点) |
ランキング
1SpeakCoveおすすめ
サブスクなしで自分の文書や電子書籍を聴きたい人に。無料のWebリーダーもあります。
- 広告なし、アカウント不要、聴ける時間の制限なし
- 端末上で動くニューラル音声で、オフラインでも31言語を読み上げ
- PDF、EPUB、MOBI、AZW3、DOCXなど10形式に対応。ハイライト、スリープタイマー、iCloud同期も無料
- プレミアムは$14.99の買い切り
- speakcove.com/ja/onsei-yomiageの無料Webリーダーなら、登録不要・文字数制限なしで10種類すべての音声を使える
- アプリで無料なのは10種類中2つの音声だけ(Webリーダーでは10種類すべて無料)
- 無料版はアプリを離れたりスマホをロックしたりすると再生が止まる。バックグラウンド再生とCarPlayはプレミアム
- アプリはiOS 26以降が必要。評価の数はまだ少ない
2Speechify
スマホとパソコンの両方で聴き、ライブラリをひとつにまとめて同期したい人に。
- 自然なプレミアム音声と、単語ごとのハイライト
- モバイルとデスクトップのアプリで、ライブラリを同期
- iOSでは端末上の音声でオフラインでも使える(2025年12月から)
- App Storeの評価は52万6,000件以上、平均4.7
- 無料プランは基本的な音声10種類で、速度は1.5倍まで
- プレミアムは年額$139
3ElevenReader
とにかく自然なAI音声と、オーディオブックのストアがほしい人に。
- ElevenLabsのAI音声が1,000種類以上
- 毎月10時間まで無料で聴ける。400ページの本およそ1冊分
- PDF、文書、ePub、Webのリンクを読み上げ
- オフライン用のダウンロードにはUltraプランが必要
- 無料で聴けるのは月10時間まで
4NaturalReader
登録なしで始められて、MP3の書き出しやAI学習ツールもほしい人に。
- アカウントなしで始められ、広告もない
- PDF、Word、EPUB、PowerPoint、写真を読み上げ
- パソコン向けのWebリーダーがあり、無料アカウントで同期できる
- いちばん良い音声は、最大年額$159のプラン
- PlusとProの音声には1日の文字数上限がある
5Voice Dream
アクセシビリティや教育の用途に。Apple Design Awardの受賞歴もあります。
- オフライン音声で、画面をロックしても再生が続く
- スキャンしたPDF向けのスキャナと文字認識を、端末上で
- VoiceOver、点字、スイッチコントロールに最適化
- トライアル後もアプリを使うにはサブスクが必要
- スキャナはラテン文字の言語にのみ対応
6Voice Aloud Reader
多くの言語で、ピッチ、音量、速度を細かく調整したい人に。
- 40言語に対応
- VoiceOver、「さらに大きな文字」、「視差効果を減らす」に対応
- Proへのアップグレードは買い切り
- プレミアム音声は月額のサブスク
- 掲載情報に、開けるファイル形式が書かれていない
7Text to Speech!
入力したテキストを、オフラインでさまざまなアクセントで読み上げたい人に。
- 63のアクセントと言語で178種類の音声
- インターネットなしで動き、音声ファイルを書き出せる
- 入力または貼り付けたテキスト向け。文書の取り込みは掲載情報にない
- $9.99を払わないと広告が表示される
8Appleの「画面の読み上げ」とアクセシビリティリーダー
何もインストールせず、どんな画面も無料で読み上げたい人に。
- 画面の上部から2本指で下にスワイプすると、表示されている内容を読み上げる
- 読み上げ速度の調整、ハイライト、多数のAppleの音声
- アクセシビリティリーダーなら、フォントを変えられるフルスクリーン表示で読める
- 文書のライブラリはなく、ファイルはほかのアプリで開く
- 長い文書で、どこまで読んだかを覚えていない
選び方
料金体系
このリストの年額プランは、米国App Storeで$59.99(NaturalReader Premium)から$159(NaturalReader Pro)までです。買い切りでは、SpeakCoveの$14.99とVoice Aloud Reader Proの$8.99があります。数年使えば、その差は大きくなります。
無料版の制限
無料プランで制限される内容はアプリごとに違います。月あたりの時間、音声や速度、広告、アプリを開いているあいだだけの再生などです。1週間に読む量に対して上限が足りるか、スマホをロックしても無料版が読み上げを続けるかを確認しましょう。
オフライン対応
飛行機や地下鉄で聴くなら、音声がスマホ上で動くアプリを選びましょう。クラウド音声のアプリは、通信か有料のダウンロード機能が必要です。
対応形式
ほとんどの読み上げアプリはPDF、Word、EPUBを開けます。MOBI、AZW3、FB2、CBZのファイルもあるなら、選べるアプリはぐっと少なくなります。
プライバシー
クラウド音声では、読み上げのためにテキストがサーバーに送られます。仕事や法律関係、個人的な文書なら、端末上の音声を使えばテキストはスマホの中にとどまります。
結論
自分のファイルを聴きたくて、サブスクより$14.99を一度払うほうがいいiPhoneユーザーには、SpeakCoveがおすすめです。ただし、無料の2つの音声かプレミアムのアンロックで満足できることが前提です。まったくお金をかけたくないなら、SpeakCoveのWebリーダーではブラウザで10種類すべての音声を無料で使えますし、Apple標準の「画面の読み上げ」もすでにスマホに入っています。音声の質を最優先するならElevenReaderとSpeechifyが一歩リードしていて、AI音声を試すならElevenReaderの毎月10時間の無料枠がいちばん手軽です。
SpeakCoveを無料で試す. 登録は不要。数秒で聴き始められます。
買い切りで、サブスクなし
2つの音声とすべての形式で、無料で始められます。$14.99を一度払えば、10種類すべての音声、バックグラウンド再生、CarPlayが使えます。サブスクリプションは一切ありません。
CarPlayで車の中でも
プレミアムのCarPlay対応で、ドキュメントを車の画面とスピーカーで聴けます。
オフラインで、すべて端末内で動作
ドキュメントが端末の外に出ることはありません。アプリには分析ツールも広告もなく、読み上げも音声も機内モードで使えます。
ブラウザで使える無料の音声読み上げ
テキストを貼り付けるか、PDF、EPUB、Word、スキャンなどのファイルを開いて、再生を押すだけ。SpeakCoveが自然な音声で、31言語の文章を読み上げます。音声読み上げは無料で、登録も文字数制限もなく、テキストがブラウザの外に出ることもありません。
リーダーを開く →よくある質問
- iPhoneでおすすめの無料読み上げアプリは?
- どの制限なら気にならないかによります。SpeakCoveの無料アプリは時間制限がなく10形式を開けるので、DRMのない本を1冊まるごと聴けますが、音声は2つで、アプリを離れると止まります。speakcove.comのWebリーダーなら、ブラウザで10種類すべての音声を無料で使えます。ElevenReaderはAI音声を毎月10時間まで無料で聴けて、400ページの本およそ1冊分です。Appleの「画面の読み上げ」は無料で、標準で入っています。
- Apple標準の「画面の読み上げ」で十分ですか?
- Webページや短い文書なら、たいてい十分です。「設定」>「アクセシビリティ」>「リーダーと読み上げ」で「画面の読み上げ」をオンにし、画面の上部から2本指で下にスワイプします。画面に表示されている内容を速度調整とハイライト付きで読み上げますが、ライブラリはなく、長い本でどこまで読んだかは覚えていません。
- 読み上げアプリが無料での利用を制限するのはなぜ?
- クラウド音声はサーバーで生成されるので、聴く人が増えるほどアプリの開発元にコストがかかります。SpeakCoveのように音声がスマホ上で動くアプリは、再生ごとの費用がかからないため、時間ではなく機能で制限できます。
- Speechifyに年額$139を払う価値はありますか?
- スマホとパソコンの両方で毎日聴く人なら、自然な音声と同期されるライブラリにそれだけの価値があるかもしれません。主にiPhoneで自分のファイルを聴くなら、SpeakCove($14.99)のような買い切りアプリのほうが、数年でずっと安く済みます。
- 読み上げアプリはPDFを正確に読めますか?
- おおむね読めますが、精度はレイアウトによって変わります。段組み、ヘッダー、脚注は、どのアプリでもつまずきやすい部分です。Voice Dream、Speech Central、SpeakCoveのような文書向けのアプリを使い、手持ちのPDFで試してみてください。
- 読み上げアプリにインターネット接続は必要ですか?
- アプリによります。ElevenReaderは音声をクラウドで生成するため、オフラインで聴くにはUltraプランが必要です。Speechifyは2025年12月から、iOSで端末上の音声に対応しています。SpeakCove、Voice Dream、Appleの「画面の読み上げ」は音声をスマホ上で動かすので、機内モードでも使えます。
- いちばん多くのファイル形式に対応している読み上げアプリは?
- SpeakCoveは、PDF、EPUB、MOBI、AZW3、DOCX、FB2、CBZ、RTF、TXT、HTMLの10形式を開けます。Voice DreamとNaturalReaderもPDF、Word、EPUB、PowerPointに対応していますが、掲載情報にMOBIやFB2はありません。
- サブスクなしの読み上げアプリはありますか?
- あります。米国App Storeでは、SpeakCoveのプレミアムが買い切り$14.99、Voice Aloud Reader Proが買い切り$8.99で、Appleの「画面の読み上げ」は無料です。Speechify、ElevenReader、NaturalReader、Voice Dreamはサブスクで販売しています。